【開業希望者向け】国内とバリ島でバリニーズマッサージの資格を取得するメリット・デメリット
大阪バリニーズマッサージスクール
エステサロン開業スクール
BaliSpiritsの濱田京子です。
7月からBali Luxeのウェブサイトを改良していまして、コチラのブログの更新があまりできませんでした。
今までと違い、表側のデザインだけではなく、見えない構造の部分もしっかりしたものを作ってもらっているので、ぜひご覧ください。
(オンラインスクールの『セラピスト経営塾』で私がこだわったところなどをお伝えしています。)
さて本題ですが、スクールの相談で多い「バリニーズマッサージの資格を取るために、国内のスクールに通うか、バリ島のスクールに通うか」というご相談内容にお答えします。
まずは資格取得や、バリニーズマッサージを学ぶ目標について知っておきましょう。
目次
スクールを選ぶ前に必ずやっておくこと
目的・目標を明確にする
(国内、バリ島に関わらず)バリニーズマッサージのスクールを選ばれる前に、まずは目的を明確にしましょう。
『バリニーズマッサージを習った』だけでは、サロンはオープンできません。
・どのようなお客様を、どのようにしてあげたいのか。
・誰にどんな価値を与えるのか。
ココを明確にしましょう。
また、経営面もしっかり見ておきましょう。
・月々いくらくらいの売上を考えているか
・月々、いくらくらいの収益が欲しいか
・それは何によって得るのか(施術オンリーか、施術と物販だけを考えているか)
あなたの目的を明確にし、その目的が達成されるには何が必要(何を学ぶのが必要か)を書き出しましょう。
そのうえで、スクールを選ぶ際に、それらが学べるかを確認しながら選んでいくといいです。
私の場合
私の場合は、初期のころ(開業して5年間程度)は、「バリニーズ痩身」でサロンを繁盛させることでした。
「痩せたい」と思う女性に、バリニーズ痩身を受けていただき、食事や生活習慣の改善を提案したりして、どのお客様も約2~3ヶ月で願いが叶った状態になっていました。
その場合、私に必要だったのは、バリニーズマッサージの技術、痩身の技術、生理学・解剖学、カウンセリングの知識と技術、そして経営学だったと言えます。
一番はじめに、バリニーズマッサージとフェイシャルの技術を取得しにいき、その上で「痩身技術が必要」「理論を学ぶことが必要」と感じ、開業前後1年半ほどで、必要な技術と理論を得ました。(もちろんその後も年々ブラッシュアップはしています)
目標と、そのためには何が必要かがわかっていれば、それを叶えるまでの時間はぐっと短縮できます。
つまり、スピーディーに夢や目標が叶うということです。
もし最初に「バリエステ留学でバリニーズマッサージを学ぶ」という選択肢をしていたら、会社員をしながら(この間に資金を溜めていた)技術を学ぶことも、開業準備をしながら理論を学ぶこともできなかったと思います。
国内で学ぶか、バリ島で学ぶかの違い
『バリニーズマッサージの資格を取得しよう!』と思ってスクールを選ぶ時に、「国内で資格を取るか」「バリ島で取るか」、両方検討されている方もいると思います。
私はどちらでも資格を取ったので、両方のメリット・デメリットを書き出してみました。
国内でバリニーズマッサージを学ぶメリット
- 国内でレッスンに通う場合、仕事を続けながら通える
- “お客様が日本人”を前提としたキメ細かなサロンワーク(タオルワーク含む)、キメ細かな接客を学べる
- 滞在費等がかからない
- レッスン体制(1クラス何人の生徒が居るか・マンツーマンかどうか)がほぼ約束されている
- 繊細な部分まで言語が通じる
- 先生が選べる(まともなスクールなら先生のプロフィールな能力はサイトやSNSで分かる。もちろん会いにいって確かめることも可能)
※BaliSpiritsの講座では、オーナーレベルの技術だけでなく、施術を始めてから終わるまでの「やってはいけない触り方」「言ってはいけない施術時の言葉」などもお伝えしています。これらもオーナーとしてのあるべきセラピスト像です。
国内でバリニーズマッサージを学ぶデメリット
- バリに行ったことがないと、バリを語れない
※国内で資格をとるデメリットがあまり見つからなかったのでこれくらいかな…
バリ島でバリニーズマッサージを学ぶメリット
- バリ島の雰囲気を感じながらレッスンを受けられる
- 本場のバリニーズマッサージを体感できる
- (スクール・レッスン時間によるが)政府認定資格を取得できる
- 旅感覚にもなれる(刺激)
バリ島でバリニーズマッサージを学ぶデメリット
- 第一にも第二にも言語が…
- “お客様が日本人”を前提とした技術やサロンワークを前提としていないので、レベルがどうか???
- 日本の「開業レベル」にそぐわない可能性もあり
- スクールは選べても、先生は選べない(多くは、国内で申し込みしてバリ島に飛ぶので、先生は指名できません)
- レッスン体制(1クラス何人の生徒が居るか・マンツーマンかどうか)が約束されていないことも…
- バリ島に2~3ヶ月居た生徒さんたちは必ず何回か体調不良になっていた(それも経験と思えば良し)
- バリ島でも、スクールの校長や先生が外国人であることが多い。こういうところではバリ島で学ぶメリットがない
※基本的に、(バリ島だけでなく)外国は、納期や契約内容をピタっと守りません。それが外国。
私も「マンツーマンだよ」と聞いてたのに他の生徒さんが居たりとか、レッスンのはずの日に、スクール側の用事に駆り出されたりとか…(それも楽しかったですが、笑)時間通りにレッスンが始まらないとか(でも延長してくれるわけでもない)
※言語について補足させていただくと、「先生が日本語出来る」「日本語のテキストがある」と言っても、本当に高いレベルの技術を取得しようと思うと、先生のカタコトの日本語、なまりのキツイ英語ではなかなか細かいことを聞くのが難しい。なお、「テキストは日本語で、先生が英語かインドネシア語」が一番困る!(先生が今話しているのがテキストのどこを言っているのか分からないのです…)
習うだけなら、バリ島でもいいのですが、帰国して開業するには、「日本のお客様に通用するか」という面では不安要素が残ります。
ご自身の目指すのが何であるか、どこまで本格的に技術や知識を身に付けたいのかをよく考えましょう。
国内で資格を取得か、バリ島で資格取得か結論
結論としては、「開業」というのが前提なら 国内で資格をとったほうがはるかに効率がいい!!
「開業が目的」なら『日本で商売できるくらいの技術と接客、経営学を身に付け、(時間が許すなら)バリ島でも雰囲気を感じながら1週間ほど追加で学ぶ』のが断然効率もいいし、品質も確かで、おすすめです。
時間があって、雰囲気や空気感を重視して学ぶならバリエステ留学もいいかもしれません。
半年くらい無職でも平気なら…。日本では、一度無職になってからの物件選びは大変です。(通常は無職の人に物件をなかなか貸してもらえません)
「開業」や「売上」という目標、お客様にこうなってほしいという明確な意図があれば、国内で、それに必要なものを学べるスクールがいいです。
バリ島の雰囲気を掴みたいなら、私が今やっているように(コロナで外国には行っていませんが)、開業後も定期的にバリ島に行き、技術や考えをブラッシュアップしていく方がよっぽどいいのではないかと思います。
バリ島のスクールでも分からない「バリニーズマッサージとは何か」が分かってからのバリ島旅行は面白いですよ。
補足…だけど大事なこと
バリ島に行けば本場のバリニーズマッサージを学べるのではないか、と思うかもしれませんが、「バリニーズマッサージ」の定義も、手技も、スクールによってそれぞれなのです。
現に、私が2016年、「バリスピリッツ」を提唱する前に、「バリニーズマッサージとは何か」と本質レベルで知りたくて、再度スクールに通いましたが、スクール側も、先生に尋ねても、答えは得られませんでした。
それは、バリエステやバリエステ留学(スクール)そのものが“産業”となっていて、本質的なことから逸れてしまったからではないかと思います。(バリはもうずっと海外の影響を受け続けていますからね)
私が「バリニーズマッサージとは何か」について答えに行きついたのは、その後のバリ旅で知り得たことで、それをセラピストコースだったり、ゴッドハンドコースで教えています。すべてではありませんが、このブログにもいろいろ書いています。
国内でバリニーズマッサージの資格を取得、その後、バリ島でもバリニーズマッサージの資格を取得、どちらも経験した結果感じたことをそのまま書かせていただきました。この先の将来を決めるためのご参考になれば嬉しいです。
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